12日の福岡公演で暴言を連発、バンドメンバーが演奏をボイコットしてステージを降りるなどし、公演払い戻しのトラブルを引き起こしたロックバンド・安全地帯が13日、熊本市民会館で全国ツアー熊本公演を行った。トラブルの張本人、ボーカルの玉置浩二(52)は妻でタレントの青田典子(42)らと終演後に酒を飲み、ほろ酔い気分で報道陣の取材に応じ「オレはあれでいいと思う」「金返せ、って言われても返せないよ」といいたい放題だった。
トラブルの張本人である玉置だが、前日の騒ぎなどどこ吹く風だった。ステージ終了後、熊本市内のホテルで52歳の“誕生日会”を終えた玉置は、明らかに酔っており、その勢いのまま取材に応じ、12日の騒動について「オレは毎回挑戦している。うまくいかないこともあるから。オレはあれでいいと思う」と言い放った。
12日の福岡公演では、ろれつが回らない酩酊(めいてい)しているような様子で登場し、まともに歌うこともできなかった。怒ったファンがヤジを飛ばすと、玉置は「コンサートなんて大したことない」などとファンと口論するなどやりたい放題。この悪態に激怒したバンドリーダーの矢作渉(53)はギターを投げ出し、ドラムの田中裕二(53)とステージを降りてしまうという、バンドのボイコット騒動にまで発展した。
結局、コンサートは続行不可能になり、チケットは払い戻し。主催者側は「玉置浩二の過労による体調不良のため」と説明したが、7日の大阪公演でも同様の理由で4曲を残して突然ステージを終わらせたばかり。プロ意識を疑われる行動に、ファンのブログなどでも批判がつづられた。
この批判に対し、玉置は「金返せって言われても、返せないよ。オレはその人に金借りてないもん」とバッサリ。ステージから降りたメンバーについても「いいんじゃない。それはそいつの考えだから。今日戻ってきたよ。向こうから『ごめんな』って。あいつらがいなくなったんだもん」と自分に非はない、と言わんばかりだった。
この日も同行し、客席で見守った妻の青田との夫婦生活についても「全然、うまくいってる。何も問題ないよ」と順調さを強調。ステージ同様、最後までノリノリで語り続けた。
[デイリースポーツニュース]より
ファンあっての芸能活動かと思うのですが、音楽家・芸術家としてそれなりの地位を築いた人は、何か間違ってしまうようですね。慢心が見え見えですし、最近の玉置さんには危ういものを感じます。
ホワイティシモ